3D Pringting

CT scan

産業用CTによるJMC Labのアプローチ

JMC は、国内最大規模の産業用CTスキャン設備を揃えた工場を保有しており、年間1万スキャン以上を実施するなど、検査・測定において圧倒的な実績とノウハウを有しています。この技術を医療用シミュレーターにも活用し、実際の人体の構造を忠実に再現したモデルの作製や、市場にあるあらゆるシミュレーターの修復・改良といったサービスを提供しています。

産業用CTによるJMC Labのアプローチ

産業用CTと医療用CTの違い

X線CTスキャナは「医療用」と「産業用」に分類されますが、この二つは用途の違いから大きく設計が異なっています。
医療用CTスキャナは、生体を撮影するため被曝線量を抑えることが最も重要であり、また、生体のブレを抑えるためにX線管と検出器が生体の周りを回転します。高い線量を使って極めて短い時間で撮影を行います。
一方、産業用CTスキャナは工業製品を撮影するために被曝線量を抑える必要がなく、X線管と検出器が固定された代わりに製品を設置した回転台が動き、低い線量で長時間の撮影を行います。このため、産業用CTスキャナは高精度・低ノイズの高品質なデータを得ることが出来、工業製品の品質検査や開発材料の評価、他社製品のリバースエンジニアリングなど、さまざまな用途で利用されています。

産業用CTスキャナの活用方法

高精度の三次元測定

高精度の三次元測定

次に、CTスキャナは可視光を対象物に投射して反射光を計測する測定方法とは異なり、物体を透過する光を計測するためアンダーや窪みなどの形状、また金属光沢や透明な試料でも三次元データを取得することができます。また、医療用CTよりも格段に高分解能のシステムとなるため、臓器表面の質感を含めた高精度のスキャンを行うことが可能です。この特性を利用し、臓器標本などの生物試料を測定することで、従来よりも再現性を高めた模型やシミュレーターの製造が可能になります。

あらゆるシミュレーターの修理・カスタマイズ

あらゆるシミュレーターの修理・カスタマイズ

複雑で精巧な模型やシミュレーターの多くは、いまだに人の手による製造工程があり、個体差が多くあります。そのため、販売元でも修理対応が難しい場合があります。JMCでは高精度な産業用CTスキャンを用いることで、一品一品の構造を解析し、対応した修理を行うことが可能です。また修理だけにとどまらず、新たな形状、肉厚、素材などのカスタマイズにも対応が可能です。

材料研究

材料研究

JMC Labのシミュレーターは形を再現するだけではなく、カテ室でのX線透視など、より実践的な環境での利用を想定して設計を行う場合があります。そのような場合は透視画像の再現性を高める材料開発が求められますが、X線CTスキャンで得られたノウハウを生かすことで、多種多様な材料の開発をサポートしています。